本講座は「やまなし地域活性化雇用創造プロジェクト」の一環として開講しています。

本日2コマと来週の1コマでは山梨大学工学部の先生に講師を担当いただき、

工学の視点からの医療機器について学びます。

1コマ　工学部　メカトロニクス工学科　寺田 英嗣　教授

日常に使用されているロボット全体を説明後、ロボット手術機器や食事支援ロボットといった機器についてご紹介いただきました。また、先生が手掛けられている膝関節アシストロボットについてお話いただきました。開発のきっかけから、開発の経緯・行程（医師の意見聴取や医療安全面への考慮、今後の課題等）といった開発においてのリアルなお話を伺うことができました。

2コマ　工学部 メカトロニクス工学科 牧野 浩二　准教授

続いて牧野先生の講義では、AIと医療機器と関わりについてお話をいただきました。始めに画像診断の支援、断層画像といったAI技術を紹介いただきました。その後は、深層学習と機械学習について講義いただきました。深層学習の歴史と進歩、そして仕組みについて、機械学習では主にサポートベクタマシンと主成分分析、クラスター分析についてお話いただきました。最後にはAIの研究事例についても伺うことができました。